あした葉には主成分として2種類のカルコン類(キサントアンゲロール及び4-ヒドロキシデリシン)が含まれています。カルコン類にガン細胞のアポトーシス誘導作用が認められることは以前に報告しました。 今回はこのカルコンによってガン細胞(ヒト肝癌由来細胞株 HepG2)が死滅してゆく映像を撮影しました。
◆コントロール(無添加)
ガン細胞は一旦収縮し、二個の細胞へと分裂し、これをくり返しながら増殖します。
◆キサントアンゲロール
キサントアンゲロールをガン細胞に添加すると、数時間かけて、泡状になり次々と死滅してゆきます。これはアポトーシス(細胞の自殺死)にみられる典型的な現象で、ガン細胞は自己のDNAを分解し、死んでゆきます。
◆4-ヒドロキシデリシン
4-ヒドロキシデリシンを添加すると、ガン細胞は1時間以内に急激に収縮し、細胞が壊れてゆきます。この現象はアポトーシスとは異なるメカニズムによると考えられます。
(監修) 山口大学大学院医学系研究科 内海俊彦 教授


